2007年02月16日

左脳で思考を始めることで筋肉の動きが悪くなる

貴方もモテモテ・ヒーローになれる!!

テニス草大会女王 杉山貴子のダブルス必勝プログラム

『ダブルフォルト癖をなくす』の続きです。

テニスにおいてサーブは物凄い武器になります。サービスを打つ側が有利なスポーツだからです。しかし、一端調子を崩すとダブルフォルトを連発してしまうプレーヤーは多いでしょう。何が原因か?

前回の話で「左脳を使ってしまうところに原因がある」と書きました。そうです。左脳で思考を始めることで筋肉の動きが悪くなるからです。

人間の筋肉の動きを支配しているのは何でしょうか?当然ですが脳です。脳の中にテニスの練習中に完成されたイメージが出来ていれば、人の体はそのイメージに従い動きます。

人間の左脳は言語脳といい、言葉を理解したり、計算をする脳です。右脳はイメージ脳といい、風景などのイメージを記憶する働きを持っています。そして左脳が活発になると右脳の働きを悪くなる性質があります。

即ち、テニスの試合中も調子の良いときは右脳が働きイメージ通りに体が動いています。しかし、何かのタイミングでそれが崩れたときに、左脳が働きはじめるタイプの人がいます。「また同じミスをするのでは?」「打ち方が悪いのではないか?」「手首の使い方が悪いのか?」「原因は何か?」というように、どんどん左脳を強く働かせていってしまいます。

すると筋肉自体の動きが悪くなり、全体的にぎこちない動作なってしまいます。そして、どんどん悪い方向に進んでいくわけです。サーブがダブルフォルトの連発になったりします。


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