2007年06月25日

ボールを打たずに上手くなる

貴方もモテモテ・ヒーローになれる!!

テニス草大会女王 杉山貴子のダブルス必勝プログラム

テニスの練習は、コートに出てボールを打ち合わなければできないというものではありません。実際にラケットを持たなくても、間違ったフォームでボールを打っているよりも、ずっと効果のあがる練習をすることも可能です。オートテニスを利用した正しいフォームづくり、視覚化などのイメージトレーニングを積み重ねていれば、たとえコートへ出られないブランクの期間があっても、毎日コートで実勢にボールを打って練習をしていた人と同様の反応を出すことも可能です。そんなイメージトレーニングを一つ紹介します。まずボールを手にとって見つめるトレーニングをします。ボールの大きさを確認し、重さや手触りをよく感じ取ってください。こうすることでボールに対して意識を集中することができます。準備運動をして、ラケットを持つ前に1分間やってみてください。それからオートテニスで練習をしましょう。また、オートテニスの練習の合間も、ただ何回もだらだらと練習をするのではなく、1〜2回練習をしたら、合間に1分間この練習をします。そして、オートテニス場などの横にテニスコートがあれば、他のプレーヤーの練習や試合を見てみましょう。見るときは、他人事と思わずに、コートに跳ねているボールを観察します。「あのくらいのスピードで打たれたボールは、ネットの上のあのくらいの高さを通り、コートのあのあたりに落ちるのか」などとイメージし、判断力を養います。自分がプレーしていないときにボールを目で追い、意識を集中し続けることは難しいことです。しかし、この練習を続けていると他人が打っている時でも自分が打っている時と同じくらいイメージ力が養われてきます。

オートテニス場と練習方法│